『オーシャンと十一人の仲間』の原作者ジョージ・クレイトン・ジョンソンさん、死去
映画『オーシャンと十一人の仲間』の原作者ジョージ・クレイトン・ジョンソンさんが、がんのため12月25日(現地時間)に亡くなった。86歳だった。
Deadlineなどによると、ジョージさんは中学3年で学校を中退。1959年にテレビドラマ「ヒッチコック劇場」の1エピソードで脚本家としてブレイクし、このころに『オーシャンと十一人の仲間』の原案を書き上げたという。その後、ロサンゼルスの脚本家養成学校に入学。SFドラマ「ミステリー・ゾーン」に複数のストーリーを採用され、その一つはスティーヴン・スピルバーグ監督の『トワイライトゾーン/超次元の体験』で映画化もされている。
息子のポールさんはFacebookでジョージさんの死をファンに報告。「父は家族や友人を愛していましたが、自分を支え、考えを分かち合えるファンのみなさんを何よりも大事に思っていました」と書いている。
ジョージさんは「スター・トレック」の第1エピソードを執筆した脚本家としても有名。ほかにもアニメ『イカロス』の脚本や『2300年未来への旅』の原作も手掛けている。(澤田理沙)