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歌手ナタリー・コールさんが死去

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ナタリー・コールさん
ナタリー・コールさん - Moses Robinson / Getty Images

 伝説の歌手ナット・キング・コールの娘で、グラミー賞受賞歌手のナタリー・コールさんが、2015年12月31日(現地時間)ロサンゼルスにあるシダー・サイナイ病院で亡くなった。65歳だった。USA Today や複数のメディアが報じた。

【写真】ナタリー・コールさん出演『ライトニング・イン・ア・ボトル ~ラジオシティ・ミュージックホール 奇蹟の夜~』

 ナタリーさんは、1950年に名歌手ナット・キング・コールとデューク・エリントン・オーケストラで歌っていたマリア・コールの娘として生まれた。ナット・キング・コールは、ナタリーさんが15歳のときに肺がんで亡くなっている。彼女は大学で心理学を学びながら、週末はクラブで歌っていたが、クラブ「ミスター・ケリーズ」で、R&Bのプロデューサー、チャック・ジャクソンと後にナタリーさんが結婚することになるマーヴィン・ヤンシーに発掘される。そして1970年代半ばにR&Bアーティストとしてデビューし、楽曲「This Will Be」「Inseparable」「Our Love」などのヒット曲を生み、グラミー賞の最優秀R&B女性ボーカル賞と最優秀新人賞を獲得。一躍スターダムにのし上がるものの、1980年代には薬物依存に陥り、一時期不遇な時代を過ごすことになる。

 だが、1988年に楽曲「ピンク・キャデラック」で復活を遂げ、さらにナット・キング・コールのカバーアルバム「アンフォゲッタブル(Unforgettable…with love)」が異例の大ヒットをし、グラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞した。その後、2008年にC型肝炎を患い、2009年5月には腎臓移植も受けていた。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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