『スター・ウォーズ』次世代のR2-D2!愛されドロイドBB-8の特別映像!
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(全国公開中)から、地面をコロコロ転がる丸いフォルムと、子犬のようなキュートな動きで人気を呼んでいる新ドロイド、BB-8の魅力を紹介する特別映像が公開。撮影の合間の様子や、J・J・エイブラムス監督が描いた原案スケッチなどが映し出されている。
感情豊かな名演技でシリーズを代表する人気ドロイド、C-3POとR2-D2以上の大活躍を見せるBB-8。ヒロインのレイ(デイジー・リドリー)を必死に追い掛けたり、ひょっこりと物陰から頭をのぞかせたりと、かわいすぎる動きにハートをわしづかみにされた観客も多いはずだ。
特別映像でエイブラムス監督は、「子供の頃、初めて観た『スター・ウォーズ』は全てがリアルだった。C-3POもR2-D2も実在すると本気で思えたんだ。だからBB-8も同じように作りたかった」と実際に動くBB-8を作りたかったと証言。その監督自身が描いた原案スケッチは、実にシンプルな……大小の丸を重ねた雪ダルマのようなデザイン。映像では、その絵を基に作成された詳細なスケッチや、精巧な機体の骨組みが映し出され、制作チームが、「次世代のR2-D2を作るんだ」という監督の情熱を実現するべく、全力を傾けたことがうかがえる。
メインキャラクターの一人フィンを演じるジョン・ボイエガは、BB-8について「とても個性的で少し怒りっぽい」とコメント。デイジーも「最初に共演した相手なので接する時は緊張したわ」と語るなど、キャスト陣は、彼を撮影の小道具ではなく一人の共演者として見ていた様子。その気持ちを代弁するように監督は、「R2-D2とはちょっと違って文句は言わず、任務に熱心で役に立ちたいという気持ちが強い純粋なキャラクターなんだ。パーソナリティをしっかり出せたから、本当に生きていると信じてしまいそうになるよ」と明かしている。(編集部・入倉功一)