神木隆之介&門脇麦の主演映画!昼と夜に別れた未来
神木隆之介と門脇麦が主演を務める映画『太陽』のポスタービジュアルがお披露目された。荒涼とした世界観が伝わってくる写真が使用されている。また、公開を待ち望むファンに向けた主演二人のコメントも発表された。
4月に公開が予定されている本作は、21世紀初頭に蔓延したウイルスにより人口が激減した世界が舞台。ウイルス感染を克服し心身ともに進化したが、その代償として太陽の光に弱くなった新人類・ノクスと、ノクスに管理されながら貧しく生きる旧人類・キュリオの対立と融和を描いている。貧しい村に生まれ、自身の境遇を呪う青年・奥寺鉄彦を神木、その幼馴染で自分を捨てノクスへと転換した母を持ちながらも前向きに生きる生田結を門脇が演じる。
今回お披露目されたポスタービジュアルでは、舗装がほとんどされていない道を、一台の車が走っている写真が使用されており、荒廃した未来を思わせる。しかし写真からは不思議と温もりを感じることもでき、同作で展開される物語の奥深さを予感させる。
公開を待つファンに向け神木は「色々な見方が出来る作品です。観ていただいて思うこと、見方はそれぞれありますし、自由にメッセージを受け取っていただけたらなと思います」とコメント。一方、門脇は「決して明るい話ではないですが、観てくださったそれぞれの方に何か残る作品になっていると思います」とコメントしている。
前川知大主宰の劇団イキウメによる舞台を『SR サイタマノラッパー』シリーズなどで知られる監督・入江悠が映画化。「ダムがあって、村を封鎖出来る所」ということを念頭にロケ地を選んだという監督は、ほとんどのシーンを冬の山奥で撮影したことを明かし、「極寒のロケでした。撮影が終わって山から下りてきた時に、ホッとしたことを覚えております」と語っている。(編集部・海江田宗)
映画『太陽』は4月23日より角川シネマ新宿ほか全国公開