25歳で亡くなった2パックの伝記映画、母役にダナイ・グリラ
テレビシリーズ「ウォーキング・デット」のミショーン役や、映画『扉をたたく人』で知られるダナイ・グリラが、1996年に25歳の若さで亡くなったラッパー、2パック(本名トゥパック・アマル・シャクール)さんの伝記的映画『オール・アイズ・オン・ミー(原題) / All Eyez on Me』に出演することになったとDeadline.comが伝えた。
本作では、2パックさんがヒップホップアーティストと俳優としてスターダムに上り詰めていく背景や、服役時代、レコード会社デス・ロウ・レコードとの摩擦などが描かれる。グリラが演じるのは、2パックさんの母親アフェニ・シャクール。アフェニは、60年代から70年代、黒人民族主義運動を行っていたブラックパンサー党のメンバーであり、名の知れた活動家だった。
主演には、新星デミトリアス・シップ・ジュニアが決まっており、「S.W.A.T. 闇の標的」のベニー・ブーム監督がメガホンを取る。現在撮影中で、公開時期はまだ明らかにされていない。(鯨岡孝子)