「24」ジャック・バウアーなしの新作が製作決定!オールニューキャスト!
テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」の新シリーズ「24:レガシー(原題) / 24:Legacy」のパイロット版の製作が、テレビ批評家協会(TCA)のプレスツアー内で発表された。オリジナル版の主人公ジャック・バウアー役のキーファー・サザーランドは出演しないといい、リブートやスピンオフと報じているメディアもあるほど、これまでのバージョンとは異なるものになるようだ。
Deadlineなどによると、新たな主人公の名前はエリック・カーターで20代の軍人になるとのこと。初期案では、このキャラクターは黒人に設定されているが、キャスティングによっては変更もあり得るという。ただ、人種に多様性を持たせる方針であることに変わりはないそうだ。主役級の女性キャラクターも登場し、元CTUのトップという設定になる。
ストーリーは、エリックが派遣先からアメリカに帰国する際、トラブルに遭遇し、CTUに助けを求めるというもの。CTUは彼の命を救うと共に、アメリカ本土へのテロ攻撃を未然に防ごうとするという。組織のメンバーも全く変わっており、セリフの中に過去のCTUメンバーの名前が出てくることはあるらしいが、今のところ出演は予定していないようだ。
オリジナル版同様、マルチスクリーンとカウントダウンを駆使したリアルタイム進行は変わらないが、「24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ」と同じ、12エピソードで24時間を語るスタイルを取るとのこと。「競争の激しい現在、誰も24エピソードでの製作を賢明だとは思わないでしょう」と同作を製作するFOXテレビジョングループCEOのデナ・ウォルデンはコメントしている。
パイロット版の脚本は完成しており、現在、キャスティングに入っているところだという。(澤田理沙)