テレビ版「ロッキー・ホラー・ショー」ティム・カリーがナレーションで出演決定
米FOX局が製作するテレビ版「ロッキー・ホラー・ショー」にオリジナルの舞台版と映画版でフランクン・フルターを演じたティム・カリーが出演することがテレビ批評家協会(TCA)のプレスツアーで発表された。
The Hollywood Reporter などによると、ティムが演じるのはナレーターの犯罪学者。舞台と映画ではチャールズ・グレイが演じた役どころとなる。
ティムは3年ほど前に脳卒中を患い、現在も発話能力に多少の後遺症が残っていると英 Daily Mail などは報じている。昨年6月には、ザ・アクターズ・ファンドの生涯功労賞を授与され、珍しく公の場に姿を現し、車椅子でトニー賞鑑賞パーティーに参加していた。
テレビ版への出演が決まったことについてティムは、「新しいイベントに参加することをうれしく思い、興奮しています」とコメントしたという。
テレビ版では、テレビドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のトランスジェンダー女優ラヴァーン・コックスがフランクン・フルターを務め、ヴィクトリア・ジャスティスがジャネットを、ライアン・マカータンがブラッドを演じることが発表されている。(澤田理沙)