RADWIMPS野田、日本アカデミー賞の新人賞に選出
第39回日本アカデミー賞の優秀賞各部門、新人俳優賞などが18日、発表され、映画『トイレのピエタ』で主演を務めた人気ロックバンド、RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎らが新人俳優賞に選出された。
野田が演技初挑戦にして映画初主演を飾った同作は、手塚治虫の病床日記に着想を得たオリジナルストーリーで、野田は余命3か月を宣告された若者を好演。若手実力派女優の杉咲花が主人公と惹かれ合うヒロインを演じ、リリー・フランキー、大竹しのぶ、宮沢りえら豪華キャストが脇を固めた。
そのほかの新人俳優賞受賞者は『ビリギャル』の有村架純、『orange-オレンジ-』の土屋太鳳、『海街diary』の広瀬すず、『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』の藤野涼子、『恋人たち』の篠原篤、『orange-オレンジ-』『ヒロイン失格』の山崎賢人、『映画 暗殺教室』の山田涼介。同賞は原則として、映画初出演でなくとも、主演・助演クラスの大役を務め、印象を与えた俳優を対象とする。
なお、今年の優秀賞最多受賞は12賞に選ばれた是枝裕和監督の『海街diary』で、授賞式は3月4日に行われる。(編集部・中山雄一朗)