太川陽介、蛭子能収が死んだら番組やめる宣言
太川陽介と蛭子能収のコンビで人気のテレビ東京系旅バラエティー「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を映画化した『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』の完成披露試写会が20日、都内で行われ、太川、蛭子、今回マドンナとして出演する三船美佳、主題歌を担当する由紀さおりが出席した。太川は「蛭子さんが死んだら僕はこの番組はもうやりません」と宣言し、番組愛をにじませていた。
映画『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』予告編
レギュラーの太川と蛭子に、マドンナを迎えた三人の3泊4日路線バス旅の様子を届ける本シリーズ。蛭子はシリーズ初の海外・台湾ロケを振り返って、「日本でやるときよりいいと思いました。昨日ビデオで見させてもらったんですけど、まあまあ面白かったです」とにっこり。
太川は、「海外だからとか、映画だからとかで、特別力んだことはなかった。普段と同じようにやった。違うところはカメラが4Kなところだけ。4日間の撮影を楽しく行いました。成功したかどうかはわかりませんが」と充実の表情で語った。言葉が通じないことや、日本とは違う現地の交通事情に戸惑うところはあったようで、途中「ドアが開いたままでも台湾のバスは出発するんですよ」と話すなど、ロケを振り返りながらご機嫌なトークを繰り広げた。
蛭子との名コンビについては、「蛭子さんが死んだら僕はこの番組はもうやりません」と宣言するなど、やはり大切に感じている様子。高齢の蛭子を横に「蛭子さんが僕が誰かわからなくなるまでやります」と意気込んだが、蛭子の方はこれに自信なさげ。「(わからなくなる)その可能性はあるんだよ……」とこぼして会場を笑わせていた。
初マドンナの三船は「番組の視聴者であり、大ファンでしたのでぜひ参戦したいと思っていた」と笑顔。「来年で芸歴20年。今まで仕事をしてきた中で、ここまで台本も筋書きもないものは初めてでした。でも、やってみたら楽しかった。癖になりますね」と参加した感想を嬉しそうに話した。(取材・文:名鹿祥史)
『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』は2月13日より新宿ピカデリーほか全国公開