『マイティ・ソー』第3弾は宇宙のロードムービー!?マーク・ラファロ語る
『マイティ・ソー』シリーズ第3弾『ソー:ラグナロク(原題) / Thor: Ragnarok』で、クリス・ヘムズワースふんするソーとタッグを組むハルクを演じるマーク・ラファロが、本作は宇宙のロードムービーになると Empire Online に語った。
ハルクことブルース・バナーを演じるマークは、「ちょっと『ミッドナイト・ラン』(1988)みたいな感じかな、チャールズ・グローディンとロバート・デ・ニーロのね。ソーとバナーの関係を生かして向かう先はそんなところかなって思っているよ」と第3弾がどのようになるのかを説明。『ミッドナイト・ラン』は、マフィアの金を横領し慈善事業に寄付した会計士(グローディン)と、彼を連れ帰ろうとする元警官のバウンティ・ハンター(デ・ニーロ)の珍道中を描くロードムービーのヒット作だ。
そこで気になるのは、ずばり第3弾はロードムービーになるのだろうか。「宇宙のロードムービーだ。それが僕らの目指しているものだ」とマークは答えつつも、「こうなるだろうってみんなが想像しているようなものじゃない、古典的なロードムービーではないけれど、その構造は持っているというところだね」と意味深に付け加えた。
しかし、マークはまだ脚本を読んでいないそうで、「でもこれこそ初期にディスカッションで話し合った内容なんだよ」と明かした。本作の撮影はシドニーで行われるとのこと。ロキ役のトム・ヒドルストン、シフ役のジェイミー・アレクサンダーが続投するほか、オスカー女優ケイト・ブランシェットが出演交渉中と報じられている。メガホンを取るのは、『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のタイカ・ワイティティ。2017年11月3日の全米公開を予定している。(編集部・石神恵美子)