ジェニファー・ローレンス、キューバの革命家カストロの元恋人役へ
映画『ジョイ(原題)』でゴールデン・グローブ賞(コメディー/ミュージカル部門)の女優賞に輝いたばかりのジェニファー・ローレンスが、キューバの政治家フィデル・カストロの元恋人、マリタ・ローレンツを描く映画『マリタ(原題) / Marita』で、主演のマリタを演じることになったと The Hollywood Reporter が伝えた。
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1959年にキューバで革命を起こし、社会主義をもたらした政治家カストロは、当時19歳だったマリタと出会い、恋に落ちる。一方でマリタはCIAの工作員とも考えられ、カストロの暗殺未遂事件にも関わったとされている。さらにマリタは、ケネディ暗殺事件にも加担したとされているほか、FBIの工作員として活動した時期もあったという。
脚本は、映画『アメリカン・ハッスル』で英国アカデミー賞オリジナル脚本賞受賞、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にも同作でノミネートされたエリック・ウォーレン・シンガーが手掛ける。製作はソニーピクチャーズ。
現在、監督探しが行われており、公開は2017年末頃になる予定だ。(鯨岡孝子)