ニューヨークを代表する映画館、ジーグフェルド劇場が閉館
ニューヨークを代表する映画館ジーグフェルド劇場があと2週間ほどで閉館し、跡地に新しくジーグフェルド・ボールルーム(舞踏場)を建設することが劇場支配人フィッシャー・ブラザーズによって明らかになった。New York Post が報じている。
同劇場は1969年に開館してから映画のプレミア、会社の会見など、さまざまなイベントに使用されてきた。だが、劇場を経営しているケーブルヴィジョンの最高責任者ジェームズ・ドーランが昨年の4月、The Hollywood Reporter のインタビューに「おそらく閉館することになるだろう。(この劇場で)大金を失ったよ。劇場の経営は難しい」と答えていた。
新たに建設されるジーグフェルド・ボールルームは「Core Ziegfeld LLC」によって管理されることになり、2017年秋オープンをめどに建設を始める予定。収容人数は1,200人で、ニューヨークで最も大きなボールルームになるそう。歴史のある映画館が閉館してしまうのは残念だ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)