聴覚を失ったドラマーを描く新作、ダコタ・ジョンソンとマティアス・スーナールツが共演
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソンと、『リリーのすべて』『君と歩く世界』のマティアス・スーナールツが、新作映画『ザ・サウンド・オブ・メタル(原題)/ The Sound of Metal』で共演することになったとDeadline.comが報じた。
ジョンソンがバンドのシンガー、スーナールツがドラマーを演じる本作で、ドラマーの男性が聴覚を失い、ミュージシャンとして音の世界を生きなければならない苦難に直面するドラマ。監督は、ダリウス・マーダー。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』などの脚本家として活躍してきたマーダーにとって、初監督作品となる。ジョンソンとスーナールツは、『ミラノ、愛に生きる』などのルカ・グァダニーノ監督の『ア・ビガー・スプラッシュ(原題) / A Bigger Splash』(2015)でも共演を果たしている。
ジョンソンは、『あと1センチの恋』のクリスティアン・ディッター監督の新作『ハウ・トゥ・ビー・シングル(原題) / How to Be Single』が2月より全米公開予定。また、グァダニーノ監督、ティルダ・スウィントン共演の『サスペリア』のリメイクが、2017年公開予定だ。さらに、『フィフティ・シェイズ』の続編2作の製作準備も進行している。
スーナールツは、『闇を生きる男』などのミヒャエル・R・ロスカム監督のベルギー映画『ル・フィデル(原題) / Le Fidele』が現在製作準備中、2017年公開予定だ。(鯨岡孝子)