“M-1王者”トレエン斎藤、最高月収を告白
「M-1グランプリ2015」の頂点に立ち、一躍脚光を浴びたお笑いコンビ、トレンディエンジェルの斎藤司が27日、都内で行われた映画『ブラック・スキャンダル』の公開直前イベントに相方のたかしと登場し、最高月収を明かした。
本作は、1970年代のアメリカ・ボストンを舞台に、幼なじみとして育ち、固い友情で結ばれた3人の男たち、アイリッシュ・マフィアのボス(ジョニー・デップ)、FBI捜査官(ジョエル・エドガートン)、有力政治家(ベネディクト・カンバーバッチ)が実際に引き起こした汚職事件を描いた作品。過激な内容もさることながら、マフィアのボスを演じたジョニーが薄毛姿を披露していることでも話題を呼んでいる。
これにちなんで、二人は「薄毛コント」を披露。FBIを「フサフサ、ボーボー、育毛剤」と略したり、銃に撃たれるたびに毛が抜けるなどの“薄毛ボケ”に会場は爆笑。ネタが終わった後に斎藤は「今日は嘘みたいに笑ってくれる」と会場の温かさをいぶかしむと、MCからは「映画関係者が多いからです」とツッコまれた。
また、M-1優勝以降、収入が増加したのではないかと問われた斎藤は、「言ったらお父さんに怒られる」と誤魔化していたが、最高月収は「1ミリオン(100万円)」と告白。最近購入したものは「20万円のプラダの黒いリュック」と「33万円のヴィトンのバッグ」だと明かした。
イベントでは、薄毛で知られる各界の著名人についてコメントする一コマも。ロシアのプーチン大統領については「ロマンスグレーがおしゃれに見える」と絶賛。斎藤いわく、薄毛には「攻めハゲ」と「逃げハゲ」があるといい、自身やたかしは「攻めハゲ」だとした上で、先日スペインのサッカー1部リーグ、レアル・マドリードの監督に就任したジネディーヌ・ジダンについては「剃ってますよね。逃げてますね」と辛口だった。(取材・文:岸豊)
映画『ブラック・スキャンダル』は1月30日より新宿ピカデリーほか全国公開