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『アバター2』公開延期か『スター・ウォーズ』を避けるため?

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映画『アバター』より
映画『アバター』より - 20th Century Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ジェームズ・キャメロン監督が、映画『アバター』第2弾は2017年クリスマスシーズンに公開を予定していると明かしたことが伝えられていたが、それ以降の公開になる可能性が高いとその事情に詳しい人物が語ったという。 その理由の一つに、『スター・ウォーズ:エピソード8(原題) / Star Wars: Episode VIII』の全米公開日が変更されたことが挙げられている。The Wrap が報じた。

【動画】圧倒的な映像美!『アバター』

 『アバター』を手掛ける20世紀フォックスが公式に公開予定を発表したことはないが、次回作を含め3本の続編を予定している『アバター』シリーズは、第2弾~第4弾を一気に撮影し、第2弾の2017年クリスマスシーズンの公開を皮切りに、1年ごとに公開していく予定だとキャメロン監督が口にしていた。しかし、映画撮影用の防音設備を施した建造物やコンピューターアニメーションはすでに初期段階であるものの、いつ撮影が開始されるのか決定していない状況だという。完璧主義であり、新しい技術を積極的に取り入れることでも知られるキャメロン監督だけに、製作上の理由で遅れが発生している可能性は考えられるとのこと。

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 さらに先週には、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の続編にあたる『スター・ウォーズ:エピソード8(原題) / Star Wars: Episode VIII』の全米公開日が、2017年5月26日から同年12月15日に延期となったことが発表され、本作を同シーズンに公開することを避けたいという意向があるのではとの見方も強まっている。

 それもそのはず、昨年末に封切られた『フォースの覚醒』は驚異的な大ヒットを記録し、世界累計興行収入ランキングでは『アバター』が持つ世界記録の27億8,800万ドル(約3,345億6,000万円)にはまだ及ばないが、19億3,980万ドル(約2,327億7,600万円)で第3位と確実に迫っている。ちなみに第2位は21億8,680万ドル(約2,624億1,600万円)を記録している『タイタニック』で、こちらもキャメロン監督作(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル120円計算)。これから数年にわたって続編を計画している『アバター』と『スター・ウォーズ』はしばらく、大接戦を強いられることになりそうだ。(編集部・石神恵美子)

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