全裸の松ケンを子どもが注意!お下劣な姿に倉科カナもビックリ
漫☆画太郎のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」を松山ケンイチ主演で実写化する『珍遊記』の予告編が公開され、松山ふんする主人公が子どもに全裸を注意されるなど“超頭悪そうな内容”の映画だが、倉科カナ、ピエール瀧、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、板尾創路といった豪華キャストが集結して、見事に“超頭悪そうな”豪華ギャグ映画をつくりあげている。
原作は、1990年より週刊少年ジャンプで連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した大ヒット作。天竺を目指して旅を続ける修行僧・玄奘(倉科)が、偶然立ち寄ったじじい(田山)とばばあ(笹野)の家で出会った悪名高き不良少年・山田太郎(松山)を更生させるべく引き取り、珍道中を繰り広げるさまが描かれる。
今回公開された予告編は、丸刈りの倉科とばばあの笹野が「ちんこ」について真顔で議論するシーンから始まる。そしてその後は RIP SLYME による書き下ろしのエンディング曲「Drop!」にのせて、キラキラメイクの溝端や、もはや誰なのかも不明な特殊メイクのピエール瀧など、次々とキャラ濃いめのキャラクターたちが登場する。
そしてその後は、全裸の太郎が子どもに注意されたり、玄奘が太郎のフルチン姿に思わず目を見開いたり、太郎がデコピンで相手を吹き飛ばしたり、温水の頭の上にうんこが乗っていたり、玄奘が「皆殺しだー!」と叫んだり、太郎がオナラをぶっ放したりと、なんだかわけのわからない映像になっている。
『地獄甲子園』(2002)、『漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他)』(2004)など漫☆画太郎作品の実写映画化を手掛けてきた奇才・山口雄大監督がメガホンを取り、お下劣ネタ満載な原作の世界観を忠実に再現している。(編集部・海江田宗)
映画『珍遊記』は2月27日より新宿バルト9他にて全国公開