竹野内豊×バカリズム「素敵な選TAXI」が今春スペシャルドラマで復活!
主演を竹野内豊が務め、脚本をお笑い芸人のバカリズムが手掛けたことで話題になったテレビドラマ「素敵な選TAXI(センタクシー)」(関西テレビ・フジテレビ系)が2時間超のスペシャルドラマとなって、今春放送されることが明らかになった。
同作は、2014年の10月~12月に放送された1話完結型の物語だ。竹野内演じる枝分(えだわかれ)は過去に戻ることができる不思議なタクシー“選TAXI”の運転手。人生の選択に失敗した乗客を、やり直したい人生の分岐点まで送り届けるのが仕事だ。これまでは1話につき1つのストーリーが描かれていたが、スペシャルドラマ版では温泉街を舞台に、複数の人間の“やり直し”が同時展開する。
枝分行きつけのカフェ・choiceの店長の迫田宏(バカリズム)、常連客の標道雄(升毅)、店員の宇佐見夏希(南沢奈央)、関カンナ(清野菜名)らおなじみのメンバーも登場するほか、未発表の乗客役を務めるゲスト俳優陣には豪華な顔ぶれがそろうという。
連続ドラマ版のクランクアップからおよそ1年が経ち、本スペシャルドラマのクランクインを迎えた竹野内は、周囲から「枝さん、お帰りなさい!」の言葉を受けて懐かしさを感じたという。「ずっと3か月半の間、一緒に仕事をしていた仲間なので、記憶が連続ドラマを撮っていた頃に引き戻されるような感じで、すごく不思議な感覚です。まさに僕自身が選TAXIに乗って戻ってきたような感じですね!」とユーモアを交えて語った。
脚本のバカリズムは枝分の描き方について、「スペシャルということで、枝分さんのテンションも高めで軽く浮かれている感じに描きました」とコメント。さらに、「連ドラの時よりも若干ウザく感じる部分もあるかと思います」と続けた。巧妙なストーリーに加え、竹野内の演技とバカリズムの独特なセンスによって生み出された枝分のキャラクターにも注目だ。(編集部・小山美咲)