中村優一、学生時代はモテなかった?モテモテの木村敦をうらやむ
新選組が題材の恋愛アドベンチャーゲーム「薄桜鬼」シリーズのスピンオフ作品を実写化した映画『薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE MOVIE』の完成披露舞台あいさつが1日、都内で行われ、主演の中村優一をはじめ、染谷俊之、木村敦、石渡真修、稲垣成弥、井深克彦らイケメン俳優が勢ぞろいし、物語にちなんだバレンタインのモテ、非モテ話で客席を盛り上げた。
幕末が舞台の「薄桜鬼」本編から、現代に舞台を移し、学園ラブストーリーとして、個性豊かな面々が一人の少女に恋心を向ける様を描いた本作。舞台あいさつにはヒロインの大野未来、メガホンをとった宮下健作監督も出席した。撮影中は仲がよく、ロケバスでは大騒ぎを繰り返していたという彼ら。木村は、「うるさすぎてロケバスでは何もかかっていないヘッドフォンをつけていた」と現場の様子を苦笑いで振り返ったが、壇上ではそれを再現するように元気一杯にトークを繰り広げた。
本作にも盛り込まれたバレンタインのエピソードに絡め、中村、染谷、稲垣の3人は「バレンタインチョコレートを渡された時のリアクション」をテーマに寸劇を披露し、染谷と稲垣が中村にチョコを渡す女性を嬉しそうに熱演。中村が染谷を選ぶというハチャメチャな展開で会場を笑わせて、「いい茶番です」と宮下監督をあきれさせた。
終始ご機嫌な染谷は、バレンタインについて大野が「女の子にとっては一大イベント」と自身の学生時代のエピソードをしんみり振り返ると、「昼ドラみたい。チョコレートだけにドロドロ」とオヤジギャグで横やり。中村は、木村が学生時代モテモテだったと暴露し、「卒業式の日は制服のボタンが全部なくなったみたいです」と紹介するも、「ぶっちゃけ全部なくなってしまって、先生のところでボタンを買い直しました」と木村が告白すると、とたんに羨望の眼差しを向け「俺は全部あったけどね」とため息を零して会場を沸かせていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE MOVIE』は2月6日公開