『マッドマックス』日本で再上映!オスカー10部門ノミネートを受け
第88回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む10部門にノミネートされている『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が、同賞を筆頭とする高い評価を受け、全国の主要劇場で再上映されることが明らかになった。一部劇場では先月30日より公開されている。
日本で昨年6月に公開された同作は、1979年に発表されたメル・ギブソン主演の伝説的アクションシリーズの30年ぶりとなる最新作。荒廃した近未来を舞台に、愛する者を失い荒野をさまよう主人公マックスが、砂漠を牛耳る独裁者から逃れようとする女性たちと手を組み、決死の逃避行に挑む姿が描かれた。シリーズの生みの親であるジョージ・ミラー監督が再びメガホンを取り、マックス役はトム・ハーディが務めた。
全編ノンストップのカーチェイスが展開するアクション大作でありながら、昨年は国際映画批評家連盟(FIPRESCI)がグランプリ作品に選出した本作。日本では、第39回日本アカデミー賞の優秀外国作品賞、第58回ブルーリボン賞の外国作品賞に輝いている。(編集部・高橋典子)
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は全国で順次再上映