『タイタニック』ローズはジャックを救えた…ケイト・ウィンスレットが認める
映画史上2番目のヒット作としても知られる『タイタニック』(1997)でヒロインのローズを演じたケイト・ウィンスレットが、映画のクライマックスで命を落としたレオナルド・ディカプリオふんする主人公ジャックをローズが助けることができたと、アメリカのトーク番組で認めた。
『アバター』(2009)のジェームズ・キャメロン監督が、1912年に起きた豪華客船タイタニック号の沈没事故を映画化した本作。劇中、ローズが冷たい海に浮かぶ船の残骸のドアに乗り、代わりに海面につかっていたジャックが低温の中で命を落とすシーンは多くの観客の涙を誘った。しかし、彼女の乗るドアが結構な大きさであったことから、現在も「二人とも乗れたのでは?」と考えるファンは多い。
ケイト自身も長らくそう考えていたようで、現地時間2日に出演したABCのトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」で、司会のキンメルから、「そういえば、君はジャックを水の中で凍死させたよね」とジョーク交じりに質問されると、「わたしもそう思う。実際、彼もあのドアの上に乗れたと思うのよね」と認め、会場は大爆笑に包まれた。
そんなケイトは、先日、ディカプリオが映画『レヴェナント:蘇えりし者』で主演男優賞を受賞した第22回全米映画俳優組合賞(SAG賞)の授賞式で、彼とハグを交わす姿も話題に。番組中、「レオとわたしが同じ場所にいると、いつもみんながエキサイトしてくれるの。とてもすてきじゃない? もう20年もたっているのに」と語ったケイトは、今でもジャックとローズのカップルが注目を浴びることについて「本当にすてきで愛を感じるわ」と心境を明かしている。(編集部・入倉功一)