『ハリポタ』新シリーズ、これがメインの大人4人だ!
映画『ハリー・ポッター』シリーズの新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の新映像がポッターモア(「ハリー・ポッター」シリーズのウェブサイト)の公式Twitterなどで公開された。エディ・レッドメインふんする主人公ニュート・スキャマンダーを含む、本シリーズのメインとなる大人4人組がフィーチャーされ、撮影風景とインタビューで構成された映像だ。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、ハリーたちがホグワーツ魔法学校で使っていた「幻の動物とその生息地」を編纂した魔法学者ニュートを主人公にした物語。研究のために世界中を旅する彼が、驚異の動物たちでいっぱいのスーツケースを抱えて1926年のニューヨークにたどり着くも、その魔法動物が逃げ出してしまいトラブルに巻き込まれる。
彼と行動を共にすることになるのは、米国魔法省で働くティナ・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン)、彼女の妹のクイーニー(アリソン・スドル)、魔法使いではない普通の人間=マグル(注:アメリカでは“ノーマジ”と呼ばれる)であるジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)の3人だ。
今回公開された映像では、杖を手にしたニュート、ティナ、クイーニー、そして手ぶらのジェイコブが並んで駆け出すシーンや、それぞれの共演場面など、特報に含まれていなかった映像がふんだんに盛り込まれており、『ハリー・ポッター』シリーズよりぐっと大人になったメインキャスト陣が繰り広げる物語に期待が高まる仕上がりとなっている。
インタビューではそれぞれのキャラクターにも触れられており、ティナは「ハートがあって、強さと勇気を兼ね備えた女性」で、ティナとクイーニーの姉妹は「二人で育ったため深い絆がある」こと、ジェイコブは「戦争から戻ってきたばかりで、パン屋を開いて自分の生活を立て直そうとしている。そんな時に偶然、魔法の世界に足を踏み入れることになる」ことが明らかに。プロデューサーのデヴィッド・ハイマンは「4人は全員がアウトサイダー。それぞれがこの旅の中で、自分自身を見つけることになるんだ。面白くて、感動的で、スリリング。全ての人に訴え掛ける映画になるよ」と語っている。(編集部・市川遥)
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は2016年冬全国公開