有村架純、女優と言うことに違和感があった
女優の有村架純が7日にブログを更新、4日に授賞式が行われた「2016年エランドール賞」で新人賞を受賞したことを報告し、デビューからこれまでの日々を振り返って「私はずっと自分の職業を女優、役者と言うことに違和感がありました。そう言えるまで辿り着いていなかったから。胸を張って言えなかった」と率直な思いをつづった。
「デビューして早6年。まだ6年。映画やドラマ、たくさんの出逢いのおかげでこの日を迎えることができました。一生に一度しかいただけないこの賞をこの度いただけることができ、本当に本当に嬉しいです」と受賞の喜びをあらわにした有村。「私はずっと自分の職業を女優、役者と言うことに違和感がありました。そう言えるまで辿り着いていなかったから。胸を張って言えなかった」と赤裸々な思いを明かすと、「だけど、この3年間色んなことがあって色んな壁にぶつかって、色んな経験をさせていただけたことで女優として、役者として、しっかりと地に足をつけて生きていく覚悟ができました」と決意を新たにした。
さらに、「デビューしてからのことをすごくすごく思い出します。あの時に悩んで苦しんだことも、辛かったことも、全部今を作るためのものだったし、うまくいかなかった時期も諦めなくて良かったと本当に心からそう思います」とブレイクするまでの道のりに思いを馳せ、支えてくれた周囲への感謝の思いをにじませた。最後には、「これからも自分らしく一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします」と締めくくっている。
「エランドール賞」の新人賞は一年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られる賞で、1956年の第一回には石原裕次郎さん、高倉健さんなどが選出されている。今年は有村のほか、柄本佑、菅田将暉、土屋太鳳、玉山鉄二、吉田羊が新人賞を受賞した。(湯田史代)