菅田将暉、中村倫也とガチファイトの真相「流し目にイラッと」
10日、都内にて映画『星ガ丘ワンダーランド』のプレミア試写会が行われ、同作に出演した中村倫也、新井浩文、佐々木希、菅田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊と、柳沢翔監督が登壇し、菅田は中村と繰り広げたファイトシーンの真相を告白した。
主人公・温人を務めた中村は、母の再婚相手の子ども役である菅田とバトルシーンを披露している。その対決について中村は、「お互い怪我をしては元も子もない、とは言いながらも、結構ガッツリとスタートでガン! と行ったんです。二人とも後頭部に謎の痛みが残りました」とガチンコでそのシーンに挑んだ様子を振り返る。
一方、その時のことを菅田は、「結果的に(倫也さんが)ボコボコになった感じなんですが、(いろんなことがあって)倫也さんを殴ることになったんですけど」と釈明しつつも、「倫也さんの流し目にイラッとしたことだけは覚えています。だからあれは倫也さんのせいですね」と気分的にもかなりガチだったことを告白。
さらに菅田は、激しいファイトを繰り広げた別の要因に、「個人的に、デビュー当時に(市原)隼人くんと共演したことを思い出して『隼人くんが見てる』と思うとガッ! となったということは覚えています」と明かすと、市原は「(菅田)将暉が役に入ったときの、熱を帯びた姿に、ずっと見とれていましたね」とコメントし、菅田の演技を高く評価していた。
本作は、数々のCMやMVを手掛けてきた柳沢監督が初めて映画でメガホンを取ったミステリー。幼少期に母親(木村)に捨てられ、駅の落とし物預かり所で働く青年(中村)が母親の自殺を知ったことから、その後の人生が変化していくさまを描く。(取材・文:桂伸也)
映画『星ガ丘ワンダーランド』は3月5日より新宿バルト9ほか全国公開