小嶋陽菜、5年ぶりAKB新公演で初の本気を披露
10日、秋葉原のAKB48劇場にて「AKB48チームA 7th Stage『M.T.に捧ぐ』」の開催に先立っての公開ゲネプロが行われ、AKB48メンバーの横山由依が小嶋陽菜の本公演に対する本気度を指摘すると、小嶋は初めてリハから本気を出したことを告白して周囲を驚かせる一幕があった。
本公演は、AKB48チームAにとって、2010年7月開演の「目撃者」公演以来、約5年半ぶりの新公演。初日公演の延期を経ていただけに、小嶋はこの日を迎えたことに対して「本当にこうやって初日が明けるなんて思ってもいませんでした」と第一声を上げた。そんな小嶋について横山は「初日に近づくにつれ、振りのVTRを撮っていたんですけど、そこには今までに見たことのないほど、小嶋さんの本気が詰まっていました。家で見たときに、みんな感銘を受けていました」と小嶋の決意の程を評価する。
そのコメントに小嶋は「私もリハから本気を出したことはなくて、10年目にしてようやく」とコメントすると、メンバー全員から驚嘆の声。小嶋は続けて、「リハはもうみんなが完成したころに合流することになってしまったけど、みんなと(横山)由依ちゃんがすごく頑張っているのを見て、ついて頑張らなきゃという気持ちになりました」と改めて本気となった真意を語った。
一方の横山は総監督就任後、初のグループ公演となる初日を迎えて「こんなにも初日って不安なものなんだなって。今までは先輩方のやってこられたことをなぞってきただけだったけど、(今日は)『どう見られるんだろう』『感じられるんだろう』と不安でしょうがなかった」とプレッシャーに苦しんだことを明かしつつ、「これこそが『AKB48の第二章が始まる』ということなんだと思える。このタイミングには感謝しています」と語り、総監督という実感を深めている様子を見せた。この日はほかに、出演メンバーである入山杏奈、岩田華怜、大家志津香、大和田南那、小笠原茉由、小嶋菜月、佐々木優佳里、島崎遥香、白間美瑠、谷口めぐ、中西智代梨、中村麻里子、宮崎美穂、宮脇咲良、山田菜々美、樋渡結依も出席した。(取材・文:桂伸也)
「AKB48劇場 チームA新公演『M.T.に捧ぐ』」は秋葉原・AKB48劇場にて上演中