自称ロックフェラーの血縁者を名乗り、実の娘誘拐事件を起こした男を描く映画、へパブロ・トラペロ監督が製作
2008年、クラーク・ロックフェラーと名乗り、7歳の実娘を誘拐した男を描く映画『ザ・マン・イン・ザ・ロックフェラー・スート(原題)/ The Man In The Rockefeller Suit』が映画化されることになったとDeadline.comが伝えた。
マーク・シールによる、同名ノンフィクションを映画化する本作は、アメリカの富豪ファミリーであるロックフェラーの血縁を名乗って、ビジネス界を渡り歩き、また結婚相手までだました男、クリスチャン・カール・ゲルハルトシュライターを描く映画。真相が明るみになり、娘の親権を手に入れることが危うくなった途端、彼は娘の誘拐事件を起こし、世間を騒がせた。
メガホンを取るのは、映画『セブン・デイズ・イン・ハバナ』で知られ、新作『エル・クラン(原題)/ El Clan』で昨年ベネチア国際映画祭銀獅子賞に輝いた、アルゼンチン出身のパブロ・トラペロ監督。(鯨岡孝子)