二階堂ふみ、山崎賢人とは大の仲良し!久々共演「すごく楽しい」
女優の二階堂ふみが、5月28日公開の映画『オオカミ少女と黒王子』でW主演を務めた山崎賢人との共演を語った。
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本作は、累計発行部数450万部を突破する八田鮎子の人気少女コミックを実写化したラブストーリー。恋愛経験ゼロなのに恋人がいると周囲にうそをついた女子高生・篠原エリカ(二階堂)は、学校一のイケメン・佐田恭也(山崎)に恋人のフリをしてもらうことになるが、代わりに彼が出した条件は“絶対服従”。ドSな恭也に振り回されるうちに、ウソから始まった二人の関係は発展していく。『ストロボ・エッジ』などの廣木隆一監督がメガホンを取る。
二階堂と山崎は共に1994年9月生まれの21歳で、山崎のデビュー作となったドラマ「熱海の捜査官」(2010)以来の共演。二階堂は「すごく楽しいですね。実際に山崎くんとは仲が大変良いので、お互い会っていない間、どういうものを感じ見てきたのか撮影合間に話もしますし、こういうことやりたいのだけど、どう? っていろいろ相談しながらやっています」と信頼を寄せる。
撮影現場でもカットがかかると二人で仲良くおしゃべりをする姿があり、山崎も「久しぶりの共演だったこともあり、最初の2、3日で芝居のことや作品のことをいろいろと話もしましたし、共演してすごく楽しいです」とうれしそう。「ふみちゃんはすごく自然体にやっているけど、“3回まわってワン”とか、漫画的なところをやっても不自然にならない。だからすごくやりやすいです。エリカと恭也というものを探りながら、一緒に作っていく感じが楽しいです」と相思相愛のようだ。
これまでの出演作を考えると、二階堂と少女漫画原作の組み合わせは少々意外な気もするが、二階堂本人は本作について「自分にとって挑戦的な作品」としながらも、「10代に学園ものはあったのですが、制服を着ることが少なくて、少女漫画(原作)も、ただただ恋愛に悩む女の子の話も初めてなので、新鮮で楽しいです」とウキウキした様子。
また、初めはなぜエリカが恋人がいると嘘をつくのかまったく理解できなかったというが、「(原作や台本を)読み進めていくと女の子だったら誰もが持っている見栄を張りたい気持ちや、エリカの気持ちの中に恋が芽生えてからの誰かに対する真っすぐさに惹かれて、こういう役を頂けるのが幸せなことだなと感じて、エリカの魅力を精いっぱい演じさせていただければと思いました」と振り返った。(編集部・中山雄一朗)
映画『オオカミ少女と黒王子』は5月28日(土)より全国公開