ディーン・フジオカに黄色い歓声!チケットは即完売!
NHK連続テレビ小説「あさが来た」の五代友厚役でブレークを果たした俳優のディーン・フジオカが18日、丸の内ピカデリーで行われた映画『NINJA THE MONSTER』先行上映会に来場、会場から黄色い声援を受けた。
花束をもらって笑顔のディーン・フジオカ!イベントフォトギャラリー
この日のチケットは即完売。熱気あふれる会場にディーンが登場すると、黄色い歓声が響き渡った。そんな会場に向けて「皆さま、こんにちは。今日はお越しいただいて本当にうれしいです」と笑顔で呼びかけたディーン。一緒に登壇した女優の森川葵はディーンの人気を目の当たりにして、「今、こうして隣に立っていると、ディーンさん……。何を言おうとしたか忘れちゃいました」と緊張した表情を見せつつも、「撮影の時はそういう意識はなかったけども、すごい方と一緒にやっていたんだなと思いましたね」とコメントした。そこにディーンが「ふたりでお菓子を食べたりしましたね。山奥で撮影をして、ずっと寒かったんで」と続けると、森川も「過酷な撮影だったからこそ、一緒に食べ物を共有して。チョコや柿、クコの実をもらったりして。餌付けされてました」と笑ってみせた。
若手映画人育成を目的に発足したブルーラインレーベルにおいて、初の海外向け作品として製作された本作。「忍者禁止令」が発布された時代を舞台に、江戸へと向かう幸姫(森川)と、姫に同行する伝蔵(ディーン)が、謎のもののけたちと戦う姿を描き出す。ハリウッドの撮影スタッフなどを日本に招いて撮影が行われた。
「日本語と英語が飛び交う形だったのでやりやすかった。古いものの良さを外に発信していかないといけないので、このプロジェクトに参加できて光栄でした」と笑顔を見せたディーン。一方の森川は、「わたしは輪に入れませんでした。監督もカメラマンさんもディーンさんもみんな英語をしゃべっていたんですけど、わたしは何を話していたのかわからなかった」と苦笑するが、ディーンは「ちゃんと輪に入っていたと思いますよ。姫がポーズを決めて、みんなを爆笑させていたし」と優しい笑顔を見せた。
最後にディーンが、「これはまさに始まりだと思います。この作品の魅力は、今後どうやって旅が続くんだろうとか、イマジネーションが湧き起こるところ。あくまで序章でしかないので、また一緒に旅ができるように応援していただけたら」と続編への意欲を語る一幕もあった。(取材・文:壬生智裕)
映画『NINJA THE MONSTER』は2月20日より1週間限定公開