福士蒼汰×土屋太鳳!“朝ドラコンビ”で漫画「お迎えです。」ドラマ化
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で全国に名を知らしめた福士蒼汰と、NHK連続テレビ小説「まれ」のヒロイン役でブレイクした土屋太鳳が、田中メカの漫画「お迎えです。」を実写化するドラマ「お迎えデス。」(日本テレビ系)でタッグを組むことが発表された。
漫画「お迎えです。」は、1999年から2002年に「LaLa」(白泉社)で連載された作品で、幽霊を自分の体に「憑依」させることができる青年が主人公。本ドラマでは、死んでも死にきれるか! というエネルギッシュな死者と、憑依される主人公や死神たちが繰り広げるハートフルなコメディーが描かれる。
感情表現が希薄なため、「とっつきにくい」「何を考えているかわからない」と敬遠されがちな生粋の理系男子である主人公・堤円役を務める福士は、「物語の中に幽霊が出てくると聞いて、これは型破りな作品になるな! と思いました」と自信をのぞかせる。そして「『死』というとても重いテーマを扱っていますが、このドラマを通して、皆さんが自分自身や大切な人について改めて考えるきっかけになればと思います」と視聴者にメッセージを寄せた。
一方、土屋が演じる円の先輩・阿熊幸は猪突猛進型の女子大学生。理路整然とした円に真っ直ぐな感情をぶつける幸は、円とともに幽霊の未練を解決するために奔走することになるという。土屋は同ドラマについて、「死は重かったりせつなかったりするものだと思いますが、同時に『今を大切にする』とか『愛情を大切にする』という意味もあると思います。このドラマにもそういうメッセージが込められていると思うので、私たちも考えながら、愛情を込めて作っていきたい」とコメントを発表している。
初連載作品が14年後にドラマ化されることに驚いたという原作者の田中は、福士と土屋の出演について「キャストの名前をお聞きしたとき口が縦に開きました。今をときめくおふたりにメインを張っていただけて光栄です……!」と語っている。(編集部・海江田宗)
ドラマ「お迎えデス。」は4月に日本テレビ系でスタート(毎週土曜よる9:00~)