Kiroro「Best Friend」熱唱!親友のサプライズに感涙
人気デュオのKiroro(玉城千春・金城綾乃)が22日、都内で行われた映画『アーロと少年』の友情の日イベントで、本作の日本版エンドソングとして15年ぶりに代表曲を新録した「Best Friend~Mother Earth Version~」を披露した。また、この日は二人の親友である振付師の新垣寿子さんがサプライズで登場。二人への感謝をつづった手紙に、玉城は涙を見せていた。
ディズニー/ピクサーによる同作は、家族と離れ離れになった恐竜アーロと少年スポットとの出会いや友情が描かれた感動のアニメーション。2月22日はボーイスカウト世界会議で「世界友情の日」に制定されていることにちなみ、「友情」に関する花言葉を持つ約5,000本の植物で作られたフラワーカーペットが設置された華やかなステージで、Kiroroがミニライブやトークを行った。
映画と同じく友情をテーマにした楽曲「Best Friend」がエンディングソングに起用された事に、玉城が「びっくりしたよね」と振り返ると、金城も「またこういうふうに世の中に出させていただけることに驚きました」と喜びいっぱい。
同曲について玉城は「喉を傷めていて歌うのもステージに立つのも怖かった時期に、いつもいつも笑顔で支えてくれた綾(金城)に感謝の気持ちを込めて作った歌だったんですね」と明かし、「映画の中に『怖いものを乗り越えた先に見える景色があるんだよ』という言葉があるんですけど、きっとわたしたちも乗り越えた後の綺麗な景色を見られているのかなって、今回のレコーディングを通して感謝の気持ちでいっぱいです」と心境を語った。
さらに、玉城が 「ぶつかったり落ち込んだりする事も多いですけど、綾がいつも笑顔で隣にいてくれるし、『大丈夫だよ』ってなぐさめてくれるのがうれしくて。いつも綾がいてくれることで自分を肯定できるので、それがすごく素敵だと思います」と思いを告白すると、金城も「千春の強い思いがメロディーになるので、千春の感覚に寄り添うことができて幸せだなと常に思っています。そこが尊敬するところでもあるし、長い間一緒にやってられたことは光栄です」と笑顔を浮かべ、二人で顔を見合わせて微笑んでいた。
イベントの中盤には、SKE48の楽曲で振り付けを担当している二人の親友の振付師の新垣寿子さんが登場し、二人に手紙を読み上げる一幕も。玉城は感極まり涙し、新垣さんが手紙を読み終えると三人でハグをかわしていた。(取材・文:中村好伸)
映画『アーロと少年』は3月12日に全国公開