勝地涼&杉咲花、ゆうばり映画祭「ニューウェーブアワード」受賞!
俳優の勝地涼、女優の杉咲花、『映画 ビリギャル』などの演出家・映画監督である土井裕泰が、北海道夕張市で行われる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」での「京楽ピクチャーズ.PRESENTSニューウェーブアワード」の受賞者に選ばれた。
「ニューウェーブアワード」は、目覚ましい活躍を見せる映画人を、新しい波(ニューウェーブ)を起こしてほしいという気持ちを込めて表彰するもので、2014年に創設されたばかり。
『亡国のイージス』(2005)の如月行役で一躍注目を浴び、その後も数々の映画・舞台・テレビで、シリアスな役からコミカルな役まで幅広いキャラクターを演じ分ける力と豊かな人間性が評価され受賞した勝地は、「30歳を迎える前に、“ニューウェーブアワード”を頂けるということは、とても身が引き締まる思いです。初心を忘れず、この賞の名に負けないよう、自分の役を追求していき、出演した作品で波をおこせるように、努力していきたいと思います」と決意を新たにした。
一方、現役高校生という若さながらもその存在感で多方面から一目置かれている杉咲は、昨年『トイレのピエタ』『繕い裁つ人』などでの好演で多くの映画賞にノミネート・受賞を果たし、本年も話題作への出演が続々と決定していることから、さらなる活躍を祈念しての受賞となった。「光栄です。この機会に、また、私にとってかけがえのない作品を観てくださる方がいたとしたら、それはすごく幸せです」と喜びを口にした。
また、木村拓哉主演「GOOD LUCK !!」や妻夫木聡・柴咲コウ出演「オレンジデイズ」をはじめとする人気ドラマの演出を手がけた後、大ヒットを記録した『いま、会いにゆきます』で映画監督として鮮烈なデビューを果たし、昨年は『映画 ビリギャル』やドラマ「コウノドリ」を世に送り出した土井監督は、テレビ・映画を問わず確実にヒットさせる手腕を評価された。「あの“ゆうばり映画祭”から賞をいただけるとは! 感激です! この歳で『ニューウェーブアワード』をもらってもいいのか? とも思いましたが、いやいや、まだこの先の可能性に期待してもらえているのだと理解し、喜んで受賞させていただきます。これからもイキのいい作品を届けられるよう、精進いたします」と熱いコメントを寄せた。3人は今月25日、同映画祭オープニングセレモニー内で実施される表彰式に登壇する。(編集部・石神恵美子)
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」は2月25日~29日まで合宿の宿ひまわり・体育館、ゆうばりホテルシューパロほか、夕張市内会場で開催