実力派ジェシカ・チャステイン、アーロン・ソーキン監督デビュー作の主演か?
映画『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞助演女優賞、映画『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた実力派ジェシカ・チャステインが、『スティーブ・ジョブズ』の脚本家アーロン・ソーキンが監督デビューを果たす映画『モリーズ・ゲーム(原題) / Molly’s Game』で、主演オファーを受けていることがWrapで報じられた。
【写真】ジェシカ・チャステイン出演『スノーホワイト/氷の王国』
本作は、テレビシリーズ「グレイズ・アナトミー」の製作者マーク・ゴードンと、元ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント共同会長だったエイミー・パスカルが、ソニー・ピクチャーズのもとで企画している作品。ソーキンは、違法なポーカールームを運営していたモリー・ブルームの同名回顧録を脚色している。そしてこのたび、主演候補としてジェシカに白羽の矢が立ったようだ。
モリー・ブルームは世界レベルのスキー選手だったが、オリンピック代表として選考されなかったことで、ロースクールへの入学前に休暇を取り、ロサンゼルスでウエイトレスをしていた。しかし、起業家のスキルを持つ彼女は、ハリウッドのエリートを相手にリスクの高いポーカーゲームを行う場所を8年間も運営し、FBIに逮捕された。
ジェシカは現在、銃規制を描いた映画『ミス・スローン(原題) / Miss Sloane』とグザヴィエ・ドランの新作『ザ・デス・アンド・ライフ・オブ・ジョン・F・ドノヴァン(原題) / The Death and Life of John F. Donovan』の撮影が控えている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)