『パシフィック・リム』続編、デル・トロ監督が降板!「デアデビル」新鋭がメガホン!
映画『パシフィック・リム』の続編で、前作のギレルモ・デル・トロがメガホンを取らないことが明らかになった。新監督には、ドラマ「Marvel デアデビル」のスティーヴン・S・デナイトが決定している。The Wrap などが報じた。
監督の座を譲ったデル・トロだが、本作にはプロデューサーとして携わるという。デル・トロは現在、1966年公開のSF映画『ミクロの決死圏』のリメイク版や、アルバン・シュワルツ著の怪談集「Scary Stories to Tell in the Dark」を映画化するというプロジェクトを抱えており、忙しさが降板の理由とみられている。
そして、「Marvel デアデビル」のシーズン1が成功を収めたことで、今回大抜てきされたデナイトは本作で長編映画監督デビューを果たす。前作で原案・脚本を務めたトラヴィス・ビーチャムが作り出したキャラクターをベースに、『プロメテウス』などのジョン・スペイツが脚本を担当。3D映画として製作される予定だという。
昨年9月末、本続編を手掛ける米ユニバーサル・ピクチャーズが製作・公開延期が発表してから、実現を不安視する声も多かったが、今回の新監督決定から本企画が立ち消えになっているわけではないようだ。新たな全米公開予定日は明らかになっていない。デル・トロがかじを取った前作は、世界各国を襲撃する謎の巨大生命体を倒すべく、人型巨大兵器イェーガーを操縦するパイロットたちの姿を壮大なスケールで活写し、話題となった。(編集部・石神恵美子)