オスカーを逃したスタローン 弟がアカデミーを批判
2月28日(現地時間)に開催された第88回アカデミー賞で、助演男優賞を逃したシルヴェスター・スタローンの弟がTwitterで不満を爆発させた。
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映画『ブリッジ・オブ・スパイ』のマーク・ライランスが助演男優賞を受賞したあと、フランク・スタローンは、「アカデミーは恥を知るべきだ。顔に鼻があるのが明らかなほど、スタローンが勝ったのは明確だ。マークって誰だよ。ハリウッドのうそっぱちだ!」と怒りのツイートをしている。
マークの受賞に驚いたのはフランクだけではなかったようで、女優のミア・ファローも、「マーク・ライランスは素晴らしい!! ただ、シルヴェスター・スタローンが受賞するものだと思っていたわ」とつぶやき、ラリー・キングは、「一番ショックだったのはスタローンが勝たなかったこと……」とツイートしている。
エンターテインメント番組「エクストラ」の司会者マリオ・ロペスは、「スタローンが受賞することが今夜の一番の楽しみだった。ロッキーは多くの人に影響をもたらしたのに」とのコメントに、強奪、泥棒(#Robbery)、みんなのチャンプ(#PeoplesChamp)のハッシュタグをつけてツイートした。
助演男優賞に輝いたマーク自身、スタローンの受賞を確信していたため、自分の名前が呼ばれたときは驚いたと言っている。
スタローンの受賞は確実と言われていたのは知っているかとBBCに聞かれたマークは、「僕も聞いていたよ。シルヴェスターはスリラーやドラマ映画など多くの作品に出演し、たくさんの人を楽しませてきた。俳優としてのキャリアは長い。僕がティーンエイジャーだったころから存在するロッキーというすばらしいキャラクターで彼が受賞するだろうと思っていた」と答えている。(BANG Media International)