川口春奈＆山崎賢人が実写映画『一週間フレンズ。』W主演！来年2月公開

　テレビアニメ化、舞台化もされた葉月抹茶による人気コミック「一週間フレンズ。」の実写映画版で、川口春奈と山崎賢人がW主演を務めることが明らかになった。撮影は昨年末にクランクアップしており、公開日は来年2月を予定している。

　原作は、月曜日になると友達の記憶を失ってしまう女子高生の藤宮香織（川口）と、彼女をひたむきに想い続ける同級生・長谷祐樹（山崎）のピュアで切ない青春ラブストーリー。2009年に「三井のリハウス」CMガールとして注目されて以降、『好きっていいなよ。』ほか数々の話題作に出演し着実に女優としてステップアップを続ける川口と、『ヒロイン失格』『orange－オレンジ－』『オオカミ少女と黒王子』など、漫画実写化作品への出演が相次ぐ山崎の若手最強タッグが本作の透明感あふれる世界に挑んだ。

　撮影は昨年11月～12月にかけてオールロケで行われ、主演の二人は初共演でありながら、初日から意気投合したそう。川口は「山崎さんとは初めてお仕事させていただきましたが、山崎さんの芝居が大好きで本当に長谷君にしか見えなくなって自分の感情を勝手にコントロールされているかのようで不思議な時間でした」と山崎の印象を語る。

　山崎は、「全力で走り回って、汗をかいて、空気を読むということが良いとされている世の中で、自分で空気を変えていく。真っ直ぐで、思いやりがあり、憎めない。そんなやつになれば良いなと思い演じさせてもらいました」と自身の役どころを紹介。「あきらめずに、一生懸命になれば何かが変わる、思いは伝わる、そんなことを感じてもらいたいです」と作品をアピールした。

　一週間ごとの記憶喪失という難しいテーマを扱う本作のメガホンを取ったのは映画『赤い糸』、テレビドラマ「1リットルの涙」などで知られる村上正典監督。二人の起用について村上監督は「みずみずしくも切ない恋を描くにあたり、川口さんと山崎さんのキラキラとした透明感は欠かせませんでした。それぞれの役にひたむきに向き合う姿は香織と祐樹そのもので、思いやりと優しさあふれる世界観に仕上がりました」とコメントしている。（編集部・小山美咲）

※山崎の「崎」は「たつさき」