榮倉奈々、賀来賢人との交際質問に無言
女優の榮倉奈々が7日、都内で行われた映画『64-ロクヨン-前編/後編』完成報告会見に出席、数日前に俳優・賀来賢人との真剣交際が報じられたばかりの榮倉は、退場時にステージ前に駆け寄る記者から質問を受けるが、見向きもせずに無言で会場を後にした。榮倉と賀来はTBS系ドラマ「Nのために」(2014年10月期)で共演。その後、友人から恋人関係に発展したとされているが、双方の所属事務所は「仲の良い友人の1人と聞いております」とコメントしている。
本作は、横山秀夫のベストセラー小説の映画化。昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件“ロクヨン”と、14年後に起きたロクヨンの模倣誘拐事件、2つの事件を警察内部の対立に巻き込まれながらも追いかける県警の広報官・三上(佐藤浩市)を軸に、事件に絡む人々の人間ドラマが感動的に描かれる。
榮倉演じる美雲は部下として三上を支えるという役どころ。本作の魅力を一言で表すよう促された榮倉は、「一言では表しにくいですが、頑張って表すと……熱いです。それは、今ここにこんな華やかで豪華な大先輩の方々に囲まれた自分の感想でもあるのですが、この映画には胸が熱くなるシーンがたくさん詰まっていると思うからです」と説明した。
会見には、佐藤浩市、綾野剛、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、仲村トオル、吉岡秀隆、瑛太、永瀬正敏、三浦友和ら、名実ともに日本を代表する俳優陣がそろい、瀬々敬久監督、横山秀夫(原作)も登場。榮倉は、「今熱いんですよね。さっきから汗が止まらないんです。緊張しますね」と打ち明けながら、「ここにいられてうれしいです。ありがとうございます」と喜びを噛みしめていた。(取材/錦怜那)
映画『64-ロクヨン-前編』は5月7日、『64-ロクヨン-後編』は6月11日より全国東宝系にて公開