佐々木希、安心して飛び込んでいける先輩から気配りを学ぶ
中村倫也が主演を務める映画『星ガ丘ワンダーランド』の初日舞台あいさつが都内で行われ、共演した佐々木希が中村について「何度も共演させていただいていますが、安心して飛び込んでいける先輩。周りへの気配りのある方で学ばせていただきました」と明かした。
本作は、数々のCMやMVを手掛けてきた若手クリエイター、柳沢翔が初めて映画監督を務めたミステリー。謎多き母の死をきっかけに二つの家族が出会い、過去の真実が明らかになっていく。中村と佐々木のほか市原隼人、木村佳乃、新井浩文、菅田将暉、杏、松重豊ら豪華俳優陣が集結しており、満員の客席に「皆さんに観ていただくことが出来て光栄です」と感謝の気持ちを伝えた中村は「日々、ジャズセッションをしているみたいでした。楽しくナチュラルな気持ちで、いろんなキャストたちと心を開いて話すことが出来ました」と撮影を振り返った。
一方の佐々木は自身の役について「自分の思っていることを言えず、けなげに生きてきた女性。あまり大きな動きをしないで、内に秘める思いを出せたらいいなと思いながら演じました」と語ると、本作で映画監督デビューを果たした柳沢監督は、「まだ客観的に観られないんです。皆さんに観ていただいて少しでも感じてもらえるところがあれば」と感無量の表情を浮かべていた。(取材・文:福住佐知子)
映画『星ガ丘ワンダーランド』は全国公開中