小松菜奈&菅田将暉『溺れるナイフ』でダブル主演!共演はジャニーズWEST重岡大毅、上白石萌音
ジョージ朝倉の人気少女コミックを実写映画化する『溺れるナイフ』の主要キャストが発表され、小松菜奈と菅田将暉がダブル主演を務めることが7日、明らかになった。ジャニーズWESTの重岡大毅、上白石萌音もキャストに名を連ねる。
原作は、累計発行部数150万部(全17巻)を突破する「別冊フレンド」(講談社)で連載されたヒット作。東京で雑誌モデルとして活動していた美少女・望月夏芽(小松)が、ある事情から引っ越してきた田舎で、独特の雰囲気をもつ容姿端麗なクラスメイトのコウこと長谷川航一朗(菅田)と出会い、惹かれていく姿を描く。
小松は本作で映画初主演。コウのことを「わたしの神さん」だと特別視し、言葉数も少ない夏芽役に、「最初、夏芽のことがよく分からなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました。迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさんありました」と告白しつつ、「でも、共演者やスタッフの方々が明るく接してくださり、私もリラックスして、夏芽として最後までやり通すことができました」とコメント。2回目の共演となる菅田にも「コウちゃんが菅田さんで本当によかったなと思います。あるシーンでは笑いあって本当に幸せなコウと夏芽がそこにはいました」と感謝を述べている。
一方、菅田が金髪姿で演じるコウは、先祖代々その土地を守る神主一族の跡取り息子でありながら、気まぐれで傍若無人な行動を見せる人物。「骨太というか芯のあることをあえて避け、美しい印象を与えながらも野性味に溢れている、そんな矛盾を抱えた人物なんだな、とシーンを重ねるたびに感じていました」という菅田は、撮影について「僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした。だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました」と述懐する。
また重岡と上白石は、コウとは幼なじみの夏芽のクラスメイト、大友勝利と松永カナ役で出演。本作について「緊張感もありつつも楽しかった現場でした。自分の持っているもの全部だせたかなって思います。ここで学んだ経験をきっかけにもっともっと自分を出していけるんじゃないかなって思います」(重岡)、「現場には1週間しかいなかったけどそうとは思えないほど濃密な時間でした」(上白石)と思い入れたっぷりに語っている。メガホンを取ったのは、新鋭・山戸結希監督。脚本は井土紀州が山戸監督と共同で務めた。(編集部・入倉功一)