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アンジェラ・バセットがヒラリー・クリントンに影響を受けた『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編とは?

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アンジェラ・バセット
アンジェラ・バセット

 2013年公開の大ヒット作『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編『エンド・オブ・キングダム』(5月28日~日本公開)について、アンジェラ・バセットが2月24日(現地時間)にニューヨークで開催されたAOLのイベントで語った。

『エンド・オブ・ホワイトハウス』フォトギャラリー

 本作の舞台は英国ロンドン。急死した英国首相の葬儀のために各国首脳がロンドンを訪れた際に、厳重な警備の中、大規模な爆破や銃撃戦によって大都市が崩壊し、犯行組織が米大統領ベンジャミン(アーロン・エッカート)までも捕らえるが、彼の救出にシークレットサービスのマイク(ジェラルド・バトラー)が立ち向かっていく。アンジェラは、シークレットサービスの長官リンを演じ、映画『セッベ』のババク・ナジャフィが監督を務めた。

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 シークレットサービスの長官を演じたことについて「前作でオファーを受けたとき、名誉に感じたわ。アントワーン・フークア監督とは、以前にショーン・コネリーの映画『エントラップメント』でタッグを組む予定だったけれど、結局お互いあの映画に関わることがなかった。その後月日が流れ、彼から前作への出演を依頼されたの。わたしは女性が演じることのないシークレットサービスの長官のような役で出演したいと思った。個人的には女性が演じることで、キャラクターがより豊かになり、彼女がどれくらいスマートか、それまでどんなことに耐えてきて、いかにその地位についたか(観客が)考えさせられるのが良いと思った」と語り、さらにそんな役を再び演じたかったとも述べた。

 近年の出演作のチョイスについて「わりとどんな脚本でもオープンに読んでいるけれど、最初の50ページでわたしの注意を引かないものはダメね。実際、失望する脚本も多いわ。ストーリーに一貫性のないアイデアだけのものは無理。わたしが引きつけられ、情熱的で生きていると感じられるような役柄が良いわ」と答えた。

 今作では、ベンジャミン大統領をサポートしているが、実生活では長年、ヒラリー・クリントンを支持してきたとのこと。「彼女は、長年のキャリアを通して女性コミュニティーを提唱し、若者を支持してきた。彼女の経歴を知って、実際に彼女と接してみて、特に彼女が、学校の問題や銃規制によるより厳しい身辺調査などを、いかに処理していくか詳細に示していく点が素晴らしいわ」と評価した。そんなヒラリーのような女性が、このリン役にも反映されているそうだ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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