波瑠、アニメ映画声優に初挑戦！劇場版『アンパンマン』で中川家と競演！

　NHK連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインを好演した女優の波瑠が、国民的人気アニメ「それいけ！アンパンマン」の映画版最新作『それいけ！アンパンマン　おもちゃの星のナンダとルンダ』で、劇場版アニメ作品の声優に初挑戦し、ヒロインのルンダの声を担当することが明らかになった。また、ルンダを助けるロボットのナンダを中川家の礼二、海が汚れないように守る海の主ヌラを中川家の剛が演じることが発表された。

　劇場版アンパンマンシリーズの第28作目となる本作は、おもちゃの星からやってきたゼンマイ仕掛けの少し気が強くてワガママなお姫様ルンダ（波瑠）が、アンパンマン達との出会いを通して、成長していく物語。

　2014年のハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』の日本語吹き替えを担当し、本作で劇場版アニメ作品の声優に初挑戦する波瑠は、子供の頃に『それいけ！アンパンマン　ばいきんまんの逆襲』のVHSを何度も観ていたといい、「アンパンマンの声優に選んでいただいた時は、とてもうれしかったです」と喜びをにじませると、「楽しみながら頑張れたらと思います」と意気込みを語った。本作のプロデューサーは起用理由に、波瑠の声の中にある、ある種の気高さと柔軟な表現力が、凛とした強さを持ちながらも変化を怖がらず、本当の勇気とは何かを追求しようするルンダの役柄や、ルンダの心の変化を表現するのにぴったりであったことを挙げている。

　また、中川家の2人はよきパパの代表として抜擢され、「ずっとアンパンマンを子供たちと見ていた」という兄の剛は「劇場版アンパンマンは大人が観ても感動しますし、家族で観に来て欲しいですね」とコメント。一方、「うちはまだ子供が6歳なので自慢できますね」という弟の礼二は「アンパンマンミュージアムにある『ジャムおじさんのパン工場』に行ったときに、子どもにせがまれてけっこうパンを買いましたね。ふつうのパン屋さんに行ってもそんなに買わんやろってくらい（笑）」とアンパンマンについてのエピソードを披露した。（編集部・小泉裕嗣）

映画『それいけ！アンパンマン　おもちゃの星のナンダとルンダ』は7月2日より全国公開