ハリソン・フォード、娘のてんかん闘病を告白
『スター・ウォーズ』シリーズのハン・ソロ役などで知られる俳優のハリソン・フォードが、娘で女優のジョージア・フォードにてんかんの持病があることを告白した。
ハリソンは、ニューヨーク大学ランゴーンメディカルセンターで開催された、てんかん性発作に関するイベントに出席。昨年11月にがんのため亡くなった『E.T.』の脚本家メリッサ・マシスンさんとの娘であるジョージアさんについて、「娘の多くの部分を尊敬しているんだ。彼女は忍耐強く、才能があり、強さもある。彼女は僕にとってのヒーローなんだ」と New York Daily News 紙にコメントした。
続けて「もしもあなたの愛する人がこの病気で苦しんでいたとき、あなたは動揺してしまうかもしれない。あなたは彼らの生活や未来、チャンスにどのような影響をもたらすのかを知って、必死になってそれが緩和される方法を探すでしょう。あなたは彼らがより快適に生活できる道を探そうとするでしょう」と語っている。
またハリソンは同イベントでのスピーチで、初めて娘に発作が起きた際に、てんかんではなく、急性片頭痛だと診断されたとも明かした。「数年後、マリブのビーチで大きな発作が彼女を襲ったんです。そのときは、その場にいた監督が幸運にも気づいてくれました。わたしは世界でも有数のドクターがいるロサンゼルスに住んでいたのですが、だれも彼女がてんかんだと診断することはできませんでした」
彼女の真の症状がついにわかったのは、娘がロンドンに留学している際に再び発作が起こり、ニューヨーク大学に助けを求めたとき。ハリソンは「オリン・デヴィンスキー医師がてんかんと診断してくれたんです。彼が正しい薬や治療を施してからは、彼女は8年間発作を起こしていません」と語り、同センターとイベントへの感謝の気持ちを表した。(BANG Media International)