ヘンリー・ジェームズの「ねじの回転」を下地にした映画で、『28週後…』のフアン・カルロス・フレスナディージョが監督へ
アメリカの作家ヘンリー・ジェイムズが1898年に発表したゴシックホラー小説「ねじの回転」にインスパイアされた映画『ホーンテッド(原題)/ Haunted』を、『10億分の1の男』や『28週後…』のフアン・カルロス・フレスナディージョ監督がメガホンを取ることになったとDeadline.comが伝えた。
「ねじの回転」は、親のいない兄妹の面倒を住み込みで見ることになった女性家庭教師が、屋敷で正体不明の男の存在を目撃、次第に屋敷に隠された秘密が明らかになっていくという筋。
ドリームワークス製作の本作は、最高に怖い映画を作りたかったというスティーヴン・スピルバーグ監督の肝入りの企画。脚本は、映画『蝋人形の館』や『リーピング』などの双子の脚本家、チャド・ヘイズとケイリー・W・ヘイズコンビ。
「ねじの回転」は、1961年、ジャック・クレイトン監督がメガホンを取り、トルーマン・カポーティを脚本家の一人に迎えて『回転』というタイトルで映画化。また、1992年には、『ホワイト・ナイトメア』(日本劇場未公開)というタイトルで、ラスティ・レモランデ監督により再度映画化されている。
本作のキャスティング、撮影時期については未定。(鯨岡孝子)