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エマ・ワトソンが明かすセクハラ体験 尻をたたかれ、スカートの中を撮られる…

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女性の地位向上のために積極的に活動しているエマ・ワトソン
女性の地位向上のために積極的に活動しているエマ・ワトソン - Juan Naharro Gimenez / Getty Images

 映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役などで知られるエマ・ワトソン(25)が、自身のセクハラ体験をEsquireのインタビューで明かした。2014年より女性の地位向上を目的とする国連ウィメン(UN Women)の親善大使を務めているエマは、男性も巻き込んで男女平等を目指す「He For She」というキャンペーンにも積極的に取り組んでおり、今回のインタビューもその一環で行われた。

【写真】『ハリポタ』時代の美少女エマ・ワトソン

 エマは「部屋を出るときにお尻をたたかれたことがあるし、わたしのことを追い掛ける人たちがいるから、家に歩いて帰るときは恐怖を感じる」と打ち明けると、こうした体験についてあまり話さない理由を「わたしが言うと大きな問題に聞こえるかもしれないけど、特別な問題だと考えてほしくないの。ほとんどの女性がそうした経験、さらにはもっとひどい経験をしているのだから」と説明。「(性差別・セクハラは)わたしたちが思っているよりもずっと蔓延している。女性が怖がらなきゃいけないなんて、受け入れるべきでないわ」と訴えた。

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 また、「He For She」のトークショーに出席したエマは、女優業における性差別について聞かれると「仕事そのものでなく、メディア、タブロイドによるものだけど」と前置きした上で、「18歳の誕生日にパーティーを終えて外に出たら、カメラマンたちが歩道に寝そべってわたしのスカートの中を撮っていた。翌朝、それがイギリスのタブロイド紙の表紙になったわ」とコメント。

 「もし彼らが24時間前にその写真を出していたら違法だったんだけど、わたしが18歳になったからOKになったの。(『ハリー・ポッター』シリーズでの)男性の共演者であるダン(ダニエル・ラドクリフ)とルパート(・グリント)はもちろんスカートをはかないからだと言えるかもしれないけど、でもわたしはこれは一つの例だと思う。男性の仲間たちと比べて、わたしが大人になるということがタブロイド紙によってとても違ったふうに扱われたということの」と振り返っていた。こうした体験の数々が、エマを男女平等を目指す活動に駆り立てているのだろう。

 エマは自己成長とフェミニストの活動のため、女優業を1年休業することを発表している。(朝倉健人)

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