スピードワゴン井戸田、元妻・安達祐実の妊娠を祝福
お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤が14日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』の大ヒット記念イベントにサプライズゲストとして出席し、元妻で女優の安達祐実の第2子妊娠について「よかったですね」と祝福した。
この日のイベントでは、スピードワゴンの小沢一敬が本作の前日譚を描いた絵本「アーロと少年“エピソード0”」の生朗読を披露。小沢は、朗読前に進行役から既に目が潤んでいることを指摘されると「あっ、これ、持ち前のヤツです」といつもの調子で説明。ディズニーでいよいよ世界進出するのか? という質問に「セカイノオザワって呼んでもらっていいですか。いや、ウソ、荷が重いです」と言いつつも、まんざらでもない様子の小沢は「ディズニー/ピクサーのDVDは、ほとんど持っていて、ああいうのを観ると子どもが欲しくなります、結婚したくなります」と本音も漏らしていた。
読み聞かせ終了後、舞台袖で朗読を聞いていた井戸田が登場し「滑舌の悪さ、キレの悪さ、いろんな意味で小沢さんらしくて最高でした」と感想を報告。これに対し小沢は「ノスタルジックな物語だから、はっきりしない声くらいでちょうどいい」とぼやいていた。「安達さんの新しい家庭に井戸田さんも読み聞かせに行かれては?」と無茶ぶりされた井戸田は「ヤバイでしょ!」ときっぱり。妊娠の話題を振られると「そうですね。よかったですね」と祝福していた。
井戸田は自身の話になると「昨日渋谷で、(本作を)後輩の女の子と観ました。単なる後輩です。たとえて言ったら、行動的な少年が僕で、優柔不断な小沢さんがアーロかな」と新恋人とのデートついては否定しながら「やっぱり2人で1つ。(小沢は)かけがえのない存在なんで。小沢のためなら、オレは強くなれる」と本作のキャラクターを自分たちに置き換えてコンビ愛を語った。これに小沢は「ディズニー/ピクサーに気に入られようとしてる。コイツ、そういうとこ、プロなんですよ」と会場を沸かせた。
本作は、恐竜が高度な文明を築いた地球を舞台に、大きいけれど弱虫で怖がりの恐竜アーロと、小さいけれど怖いもの知らずの少年スポットという、何もかも正反対の二人が、一緒に大冒険を乗り切るうち、やがて親友になっていく感動のアドベンチャー・ファンタジー。前日譚「アーロと少年“エピソード0”」は、ピクサー公認のオリジナルストーリーで、少年スポットがなぜひとりぼっちとなり、大自然を生き抜くことができたのかなど、本編では描かれない過去が明らかにされる。(取材/岸田智)
映画『アーロと少年』は全国公開中