有村架純が田舎道をバイクで走る!『ストロボ・エッジ』タッグの新作映像
人気若手女優の有村架純が主演を務める映画『夏美のホタル』の公開日が6月11日に決定し、有村が田舎道をバイクで走る姿を映し出した同作の初映像が御披露目された。
『余命1ヶ月の花嫁』『100回泣くこと』などヒューマンドラマの名手として知られる廣木隆一監督が、『ストロボ・エッジ』以来再び有村とタッグを組み、人気作家・森沢明夫の小説を映画化する本作は、写真家になるという将来の夢と進むべき道に思い悩んだ夏美(有村)が、父との思い出の場所へ向かい、そこで知り合った人々との交流を通し、成長していく姿を描く人間ドラマ。
「この物語は、とても静かな作品です」と有村が語るように、公開された映像では、美しい自然の中でカメラを向ける夏美の姿や、地元の人々との穏やかなひとときを感じることができる。
また有村は、「でもじっくりと親と子の絆や、人と人は必ず繋がって生きているということに改めて気づかせてくれる作品です。それに気づかせてくれるのはやっぱり人で、人を変えられるのは人でしかないのかもしれないと感じました」と本作への思いを告白。「そんな愛情や思いやり、人の真心を持って観て下さる方の心をじんわり、じんわり、満たせたらいいなと思いながら撮影しました。廣木監督のとても繊細で優しい演出のもとで、心に寄り添ってくれる作品ができました」と付け加えた。
ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS系)や「偽装の夫婦」(日本テレビ系)での好演も記憶に新しい工藤阿須加が恋人役で共演し、日本映画界を支えるベテランの小林薫、光石研、吉行和子らが脇を固める。人間同士の絆が生む上質なドラマに期待が膨らむ。(編集部・小泉裕嗣)
映画『夏美のホタル』は6月11日より全国公開