コアなファンが継続を切望した米ドラマ、もし第2シーズンがあったらこんな話に…
コアなファンから継続を切望する声が多かった米テレビドラマ「FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿」のクリエイターが、第2シーズンをどう展開させるつもりだったかをTwitterでの質疑応答で明かした。
マット・ミラーは昨年の9月と今年の1月の2回にわたってファンの質問に答えている。第2シーズンの脚本は1エピソードも書かれていなかったというが、彼の頭の中では大まかなストーリーは出来上がっていたようだ。
第1シーズンの最後のシーンの写真について、ヘンリー(ヨアン・グリフィズ)はジョー(アラナ・デ・ラ・ガーザ)にきちんと説明したのかどうかについては、「説明をし始めるが、邪魔が入ってしまう」と答えている。
マットによると、ヘンリーにはスペイン人の妻がいたことがあり、子供もいたそう。彼らのことやエイブ(ジャド・ハーシュ)がヘンリーの秘密を知った時のことはフラッシュバックで紹介されるはずだったという。
また、ジョーの生い立ちなどにも触れる予定だったほか、ヘンリーが不死であることを最初に気付くのは部下のルーカス(ジョエル・デヴィッド・ムーア)だったそうだ。恋愛面では、新たに登場する不死身の女性とヘンリーが恋仲になるストーリーも含まれていたらしい。
“閉じ込め症候群”に陥ったアダムに関しては、誰かが生命維持装置を外したことで死に、再び生き返る予定だったとのこと。装置を外したのが、この不死身の女性だった可能性もあったそう。
ヘンリーとジョーの関係は進展したのかという質問が一番多く、二人は一緒にパリに行けたのかとの問いには、「ああ、その予定だった。いつかはね」とマットは答えている。残念ながら、全体を締めくくる映画の実現はないらしい。(澤田理沙)