ジュリア・ロバーツ、すっぴんで迫真の演技!ニコール・キッドマンと初共演サスペンス
ジュリア・ロバーツとニコール・キッドマンというオスカー二大女優が初共演を果たした極上サスペンス『シークレット・アイズ』から、ジュリアが今まで演じてきた中で最も過酷ともいえる役柄に、ノーメイクで挑む姿を収めた特報が披露された。
『キャプテン・フィリップス』の脚本でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたビリー・レイが脚本・監督を務めた本作は、第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『瞳の奥の秘密』(2009)をベースに、当時絶賛された驚愕のラストシーンをさらにひねり上げた本格派にして新時代のサスペンス。『それでも夜は明ける』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォーが、ジュリアとニコールに加わり、引けを取らない存在感を放つ。
2002年、ロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル)は、被害者を見て絶句する。その被害者は、テロ対策合同捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官のジェス(ジュリア)の最愛の娘だったのだ。レイはエリート検事補のクレア(ニコール)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、FBI組織内の事情により、真相は闇に葬り去られてしまった。あれから13年、驚愕の事実が紐解かれてゆく。
今回公開された特報では、13年前に起きた未解決の事件の様子が映し出される。その事件に立ち向かう、FBI捜査官(キウェテル)、検察局捜査官(ジュリア)、検事補(ニコール)の表情がそれぞれ印象的に切り取られる。愛と憎しみ、使命感と罪悪感の間で揺れる3人。とりわけ、検察局捜査官にして、事件で娘を失くす母親でもあるという難しい役どころに、ノーメイクで挑んでいるジュリアの姿から、この役に対する強い思いが感じ取れる。法に仕えるはずの3人だが、それぞれ何を隠しているのか。「誰が真実を握りつぶしたのか」という文字が映し出されるように、想像力を掻き立てられる特報となっている。(編集部・石神恵美子)
映画『シークレット・アイズ』は6月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開