『バットマン vs スーパーマン』日本人唯一出演のTAO、ジャパンプレミアに感慨
世界的人気を誇る二大スーパーヒーローが戦うアクション超大作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のジャパンプレミアイベントが23日にTOHOシネマズ新宿で行われ、本作に日本人で唯一出演の女優・TAOと、スキージャンプワールドカップを17戦14勝で終えるなど、本作のテーマと同様に「世紀の対決」を制してきた高梨沙羅選手が来場した。
【その他写真】矢口真里、叶美香、益若つばさ、千葉ットマン、けみお…著名人が続々!
人類のために超人的能力を使いながらも、その破壊力の強大さゆえに、人々からバッシングを受けるようになったスーパーマンと、人類の最後の希望であるバットマンとの最終対決を映し出した本作。TAOはバットマンとスーパーマンの影で不穏な動きを見せる謎の男、レックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)の秘書マーシー・グレイブスにふんしている。
現地時間20日に行われたニューヨークプレミアで本作を観たというTAOは、「この作品は2年前に撮ったんですが、ようやく形になりました。昨日帰国したばかりですが、(日本の)皆さんに観ていただけるのが楽しみです。ニューヨークプレミアには世界中からファンが集まっていて。あらためて超大作にたずさわれたんだなと思いました」と切り出すと、「ニューヨークでは、撮影中に一緒のシーンが一番多かったジェシー・アイゼンバーグという俳優さんとも再会できました」と笑顔で振り返った。
この日は日本人デザイナー、TADASHI SHOJIのドレスを着用したTAOは「ハリー・ウィンストンのジュエリーと、セルジオ・ロッシの靴をお借りしました。劇中で悪い役を演じたので、意地悪な感じに見えたらいいなと思いました」とファッションのポイントを解説。一方、スーパーマンをイメージした青のドレスでやってきた高梨選手は、3月20日(現地時間)にスロベニアで行われた国際スキー連盟の総合優勝表彰式を終えて帰国したばかり。「大変恐縮ながら、このような場所に立たせてもらって。予想以上の迫力に圧倒されています」と緊張した表情を見せつつも、「ネイルを塗っていただいて。普段、このような格好をする機会がないのでうれしいです」と笑顔を見せた。なお、この日は矢口真里、叶美香、益若つばさ、千葉ットマン、SUPER☆GiRLSなど多くの著名人たちも試写会に参加した。(取材・文:壬生智裕)
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は3月25日より全国公開