宇宙からやって来た殺人ピエロを描くドラマが誕生へ
宇宙からやって来た殺人ピエロを描いたカルト映画『キラークラウン』(1987)のテレビドラマ化が進んでいることが明らかになった。
『キラークラウン』は、スティーヴン・キオド監督によるホラーコメディー。ティーンエイジャーのカップルが空から星が落ちてくるのを見つけて現場に駆け付けてみると、そこにあったのはサーカステント。テントにはピエロにそっくりな宇宙人たちが居て、人間を食料とする彼らはその小さな町で殺戮の限りを繰り広げることになる……。3Dでの続編映画の製作の話が持ち上がったこともあったが、どうやら殺人ピエロたちはドラマシリーズで戻ってくることになるようだ。
キオド監督は「The Movie Crypt」のポッドキャスト番組に出演すると、「今はケーブルテレビのために同作のドラマシリーズ化を進めている」とコメント。続編ともリメイクとも呼べる作品になるといい、「ピエロの侵略を経験する新たな登場人物が出てくるのと同時に、昔を知る人々の登場によってこの25年で何があったのかを知ることもできる」と構想を明かした。製作するケーブルテレビ局はまだ決まっていないようだが、キオド監督は「ヤバいくらいイイよ」と自信をのぞかせており、実現に期待がかかる。(編集部・市川遥)