人気声優・朴路美、体調不良で舞台降板「頭部目眩症」「頚椎症性脊髄症」など
アニメ「進撃の巨人」のハンジ役、「NANA -ナナ-」の大崎ナナ役などで知られる声優・女優の朴路美が24日にオフィシャルブログを更新、体調不良のため出演を予定していた舞台「箱の中身2016」(4月6日~4月10日)から降板することを発表した。同日には舞台のオフィシャルサイトでも降板が発表された。
ブログで朴は、「少し前から目眩などを伴う体調不良があり、だましだましやってきました」と告白。続けて「自分としては、やれる、大丈夫だと思っておりましたが、とても舞台に立てる状態ではなかったようで、ストップがかかってしまい、降板という結論になりました」と経緯を明かした。
舞台のオフィシャルサイトによると、朴には「頭部目眩症」「頚椎症性脊髄症」「起立性低血圧」の診断が下ったといい、「無理をしての舞台出演は危険」という判断から降板が決定。体調が心配されるが、本人はブログで「この時点で休養を取れば大事に至らずにすむということなので、医師の指示に従い不慣れな休養を少しの間とらせていただきたいと思います」と報告。関係者やファンへの謝罪と共に「いつも支えてくださる温かい笑顔たちを思うと涙が溢れてきます…」と心境を明かすと、「この悔しい気持ちと、このポンコツな体とキッチリ向き合って、ビッカビカの笑顔で完全復帰しますので…少しの間、待っていてください!!」とつづっている。
朴は「∀ガンダム」のロラン・セアックや「鋼の錬金術師」のエドワード・エルリックなど、数々の人気キャラクターの声を担当するほか、舞台や歌の世界でも活動。朴の代役は、声優で舞台女優のさかいかなが務める。(西村重人)