阿部寛、-25℃の冷凍庫で凍結!岡田准一も脱帽の役者魂!!
岡田准一主演の映画『エヴェレスト 神々の山嶺』より、阿部寛ふんする天才クライマーの羽生丈二が-50℃ともいわれるエヴェレストで凍っている衝撃的なシーンの写真が公開され、凍結シーンは全て阿部本人が-25℃の冷凍庫で自身の体を凍らせて撮影に臨んでいたことが明らかになった。
今回公開された写真は、人生のすべてをエヴェレスト登頂にかけた伝説の登山家・羽生が全く微動だにせず、瞬きもしないで凍っているシーンで、あまりのリアリティーに、本作公開直後からネット上では人形ではないか? と話題になっていた。撮影当時、特殊なコンタクトを装着した阿部は-25℃の冷凍庫に岡田が入る1時間ほど前に入り、自ら霧吹きをかけて待機。皆が外に出て暖を取る中、せっかく凍った部分を溶かさないようにと一切外に出なかったそうで、岡田も「あれはスゴかった!」と阿部の役者魂に脱帽している。
孤高の登山家を演じることを「楽しみで仕方なかった」と語った阿部。撮影に向けボルダリングなどのトレーニングをこなしたといい、「ボルダリングはすごく難しくて、何日もかけて練習しました。一番大切だったのは、低酸素室に入って体を低酸素状態に慣れさせることです。高度6,000メートルまで耐えられるようにトレーニングをして、万全の状態で臨みました」とストイックな役作りを振り返った。
岡田が「日に日に阿部さんが火のような男になっていった」とコメントするほど阿部が熱いキャラクターを演じた本作は、『愛を乞うひと』の平山秀幸監督が、夢枕獏のベストセラー小説を実写化し、「天才クライマー」と呼ばれる羽生、彼を追う山岳カメラマン、羽生を愛し続ける女性の三人を軸に、世界最高峰のエヴェレストへ挑む男たちの姿を描く。(編集部・小泉裕嗣)
映画『エヴェレスト 神々の山嶺』は全国公開中